モウリーニョが去り、平和が訪れる
シーズン終了を待たずにして、モウリーニョの退団がフロレンティーノ・ペレス会長から発表された。ペレス会長は「誰も解任されていない」、「双方合意」と会見で強調し、退団の理由として「重圧」があったと繰り返した。この日の会見で「重圧」という単語は13回使われた。「重圧」は監督だけでなく、会長にもあったのだろう。ペレスもモウリーニョも消耗しきっていた。レアル・マドリードは「紳士のクラブ」という伝統がある。モウリーニョの不遜な態度はそのクラブカラーに似つかわしくなかった。時にはクラブのイメージを傷つけた。ペ......
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【プロフィール】
座間健司(ざま・けんじ)
1980年7月25日生まれ、東京都出身。2002年、東海大学文学部在学中からバイトとして『フットサルマガジンピヴォ!』の編集を務め、卒業後、そのまま『フットサルマガジンピヴォ!』編集部に入社。2004年夏に渡西し、スペインを中心に世界のフットサルを追っている。フットボールは2008−2009シーズンからビジャレアルのソシオとなり、定期的に試合観戦をしている。2012年よりフットサル、フットボールを中心にフリーライター&フォトグラファーとして活動を始める
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