インテル対サンプドリアで考えた監督の存在のあり方
インテルの象徴でもあったモラッティ氏から、インドネシア人実業家エリック・トヒル氏に本質的な実権が移りクラブ歴史上ターニングポイントとなった試合を1日、ミラノのサン・シーロ・スタジアムで観戦した。前節ボローニャ戦で左ふくらはぎを痛めたインテル長友は招集外だったが、このサンプドリア戦で考えたのは、長友の不在の大きさと監督の存在感というものだった。
試合内容に関してはインテルが前半、左サイドからアルバレスがエリア内に持ち込み、グアリンが決めた技のある先制......
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【プロフィール】
赤星敬子(あかほし・けいこ)
1969年1月14日、兵庫県明石市生まれ。神戸女子大学卒業後、91年に大阪日刊スポーツに入社。96年に退社後、サッカー好きが高じて97年1月、渡伊。99年夏からデイリースポーツ新聞社通信員として活動を始める。イタリア・サッカーやセリエAの日本人選手について、雑誌や携帯サイトなどに執筆中。イタリア・ジャーナリスト協会会員。ミラノ在住。
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