ギュンドアンがSNS上の“いいね!”に対する批判に怒り…「最近のメディアは…」
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ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが、政治的な立場を表明したとして自身を批判するメディアに対し、怒りを露わにした。14日、スペイン紙『アス』が報じている。
今月で29歳を迎えるギュンドアンは、トルコ人の両親を持つドイツ人。過去にはトルコのエルドアン大統領と写真撮影をして物議を醸したこともあるが、今回再びある出来事をきっかけにメディアから批判を浴びている。
それは11日、トルコ代表FWシェンク・トスンがアルバニア戦で決勝ゴールを決めた後、チームメイトとともに軍隊式の敬礼ポーズを見せたことが発端だ。このトスンらのパフォーマンスは、トルコ軍のクルド人に対する攻撃を支持するものだと解釈され、物議を醸した。そんな中、この写真を使用したトスンのSNS上の投稿に、ギュンドアンと、同じくトルコ系のドイツ人MFエムレ・ジャンが“いいね!”をすると、たちまち批判の先は彼らへと移っていったのだ。
この批判に対しギュンドアンは怒りの言葉を口にした。
「最近(のメディア)は、アクセス数を稼ぐために、露骨な書き方をする。僕はマンチェスターで共に生活し、エヴァートンでほとんどプレーできずに苦しい時を過ごしていながら、得点でチームを勝利に導いた友達の写真を良いと思っただけだ」
「次に、20万人の人々がこの写真に“いいね!”をしている。するとそこから私たち2人が取り上げられ、ストーリーを作り出されてしまう。残念なことだ」
「絶対に今回のことに政治的な意図はない。エムレと僕は世界中のどこで起こる、どんな戦争やテロにも常に反対だ」
「だから、あれはただ純粋に友達をサポートする意図だったんだ」
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2019.10.15 00:00:00
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