キエッリーニ、?噛みつき事件”を語る「スアレスと僕は似ている」「僕もピッチでは偉大なクソ野郎」

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 ユヴェントスに所属するイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが、2014 FIFAワールドカップ ブラジルのウルグアイ戦で起きた、同国代表FWルイス・スアレス(現バルセロナ所属)の?噛みつき事件”について振り返った。21日に、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。



 キエッリーニとスアレス――。この2人の名前を聞けば、おそらく多くの人が2014年のブラジルW杯での出来事を思い出すことだろう。グループステージ第3節、イタリア対ウルグアイ。この試合でスアレスがキエッリーニの肩に噛みついたことは、あまりにも有名なエピソードだ。



 当事者のキエッリーニは、自叙伝『Io, Giorgio』でスアレスのことを語っている。



「あの試合では、ほとんどの時間を(エディンソン・)カバーニのマークに費やしていた。そして、ふと気が付くとスアレスが僕の肩に噛みついていたんだ」



「彼と僕は似たようなところがある。何かを仕掛けるのが好きなんだよ。彼の狡猾さには感心するね。もし彼が狡猾さを失ったら、ごく普通のアタッカーになってしまうだろう」



「試合の数日後に、彼と電話で話したんだ。『謝罪する必要はない』と言ったよ。僕も、ピッチ上では偉大なクソ野郎だと自負している。狡猾なプレーはサッカーの一部であり、それを不公平と呼ぶことはしないさ。賢くなければならないし、その点でスアレスにはずっと憧れていたよ」



 キエッリーニは、自身の肩に噛みついたスアレスにシンパシーを感じている様子だった。



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2020.05.23 00:00:00


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