Jリーグは10日から有観客で…飲食やグッズ販売解禁、アルコール販売は禁止「慎重に」
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Jリーグは7日、「第7回実行委員会」を実施。終了後に村井満チェアマンがオンライン会見に出席した。
リモートマッチながらJ1とJ2が再開、J3が開幕となったJリーグ。10日には5000人もしくは収容人数の50%で、人数の少ない方を上限とした有観客での試合を行うことになる。Jリーグはガイドライン(https://www.jleague.jp/img/pdf/2020_0627_17276.pdf)を策定しているが、10日以降の試合では当初、ガイドライン上「超厳戒態勢」とされていたが、そのうちの複数項目を1日に「厳戒態勢」へと緩和。会場での飲食物の販売やグッズ販売、ソーシャルディスタンシングを踏まえた上でのスポンサーブースやセレモニー、マスコットの登場、選手の整列入場などもガイドライン上は可能となることが確認された。一方でアルコールの販売については、「我々は専門家のアルコールは慎重に、というご意見を土台にしました。まず10日以降は、安全にお客様を迎えることに集中したく、その中でJリーグは慎重にしようという全会一致の意見」として、禁止となることが決まった。チケッティングやファン・サポーターの項目については政府指針に則り、「超厳戒態勢」が継続される。
Jリーグは現在、全選手のPCR検査を2週間に一度実施しているが、当初は審判団も対象となっていたが、初回のPCR検査は実施できず、事実が公表されなかったことに村井チェアマンが回答。19日の第1回検査当日に村井チェアマンは状況を把握したが、「直後の23日の会見で共有すべきことで、失念をしておりました。申し訳ございません」と謝罪。200名以上いるレフェリーの大半が本職を抱えており、一カ所に集まることが難しかったことなどを要因として挙げ、「身体的な接触が少なく、7月4日の第2回検査から実施しようと決まっていたが、共有が遅くなってしまった」と陳謝した。
公表が遅れたことの原因については振り返りを行い、細かい時系列でのファクトチェックなどをしたと話した村井チェアマンから、経緯が会見出席者に対して詳細に説明され、今後の透明性確保のための細かい報告実施や、説明時の齟齬防止のための言語の統一を図っていくことが言及された。審判団のPCR検査については4日から順次スタートさせ、今後は試合会場で検査を毎週実施する。
また、委員会の冒頭では豪雨により大きな被害が出ている九州の各クラブからの状況共有があり、JリーグとしてTEAM AS ONEの募金実施を協議し始めたことも報告された。
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2020.07.08 00:00:00
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