2年連続のベスト8進出へ…アタランタ指揮官「自分たちを信じ続けるだけ」

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 アタランタを率いるジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が、24日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ファーストレグのレアル・マドリード戦を前に会見に臨んだ。スペインメディア『マルカ』が23日に同監督のコメントを伝えている。



 昨シーズン、アタランタはCL初出場ながらもベスト8進出を果たした。今季もクラブを決勝トーナメントの舞台へ導いたガスペリーニ監督は「勝負は2試合で決する。安心できるスコアなんてないだろう。我々にとっては慣れ親しんでいるわけではない舞台だが、自分たちの『らしさ』をしっかりと発揮したい」と話した。



 今季のラウンド16では、同大会の最多優勝記録を誇る“白い巨人”との対戦に。ガスペリーニ監督は「世界トップのクラブだ。素晴らしいチームであることに疑いはない」とレアル・マドリードを称えつつも、「けれども、我々はマンチェスター・Cやリヴァプールとも対戦してきた。それらの経験が明日の試合に繋がるだろう」とコメント。以下のように続けている。



「野心的な姿勢を失わないことが大事だ。一瞬たりとも気を緩めたり、傲慢になってはいけない。我々は歴史のある世界トップレベルのクラブではないんだ。とにかく、試合を楽しむ気持ちを忘れないようにしなければならない」



 レアル・マドリードは多くの主力選手が負傷のため離脱を強いられている。アタランタ優位との意見も少なくないが、ガスペリーニ監督は相手のコンディションに関係なく自分たちのプレーを示すことにこだわっているようだ。「確かに負傷者は多いが、試合では結果を残している。それがレアル・マドリードの多くを物語っている。私たちは自分たちを信じ続けるだけだ」



 また、レアル・マドリードを率いているジネディーヌ・ジダン監督にも言及。「明日の試合では彼がプレーしなくて良かったよ。幸いにも、ピッチの上ではなくてベンチで指揮を執るのだからね」と話すガスペリーニ監督は、現役時代のジダン監督を近くで見て、衝撃を受けたという。「彼がユヴェントスに在籍していた頃、私はユヴェントスのアカデミーでコーチを務めていた。彼はとんでもない選手だった。トレーニング中の彼を見て、サッカーと勝利こそが彼のDNAであることを示していたんだ」



 アタランタが本拠地の『アトレティ・アッズーリ・ディターリア』にレアル・マドリードを迎える一戦は、日本時間で24日の29:00(25日の5:00)にキックオフを迎える。



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2021.02.25 00:00:00


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