人種差別を受けたバロテッリ…所属クラブのウルトラスは差別側を擁護「まるで魔女狩り」
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3日に行われたセリエA第11節・ヴェローナ戦で人種差別の被害に遭ったプレシア所属のイタリア人FWマリオ・バロテッリだが、ブレシアのウルトラスグループは差別発言をしたヴェローナのファンを擁護する声明を発表した。8日に、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。
ヴェローナ戦に先発出場したバロテッリは、54分にゴールライン際でボールをキープした際に観客から差別的な野次を受けた。これに激高したバロテッリは、スタンドにボールを蹴り込んで抗議の意思を示している。
ヴェローナを率いるイヴァン・ユリッチ監督やマウリツィオ・セッティ会長は、サポーターから人種差別的な発言はなかったと主張。さらに、バロテッリの所属先であるブレシアのウルトラスグループも、ヴェローナ側を擁護する公式声明を発表した。
「我々はバロテッリがイタリア人であること、ブレシアの市民であることに一切の疑いを持っていない。しかし、彼がいつもとっている傲慢な態度は、決して許されるべきではない」
「ヴェローナ・クルヴァのリーダーが行った発言は、あくまで個人的なもの。それをウルトラス全体の意見かのように扱うのは、まるで魔女狩りのようなものだ」
人種差別問題は、国を問わずサッカー界の至るところに散見している。一日も早い解決を願うばかりだ。
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2019.11.09 00:00:00
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