古巣で指揮を執りたいアルテタ氏だが…アーセナル帰還が難航する理由とは?

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 かつてアーセナルでプレーし、現在はマンチェスター・Cでアシスタントコーチを務めるミケル・アルテタ氏が“ガナーズ(アーセナルの愛称)”に帰還するには、いくつかの障壁があるようだ。11日に、イギリス紙『デイリー・エクスプレス』が報じている。



 今シーズン、プレミアリーグで思うような結果を残せずにいたアーセナルは、11月29日にウナイ・エメリ前監督の解任に踏み切った。現在はフレドリック・リュングベリ暫定監督がチームを率いているが、クラブは長期的に指揮が執れるような人材の確保を目指していると報道されてきた。



 マンチェスター・Cで着実に指導者として必要な知識と経験を吸収しているアルテタ氏は、かねてよりアーセナルの指揮官候補と目されてきた。本人も古巣のアーセナルを指揮することに前向きなようだが、その願いが叶うためにはいくつかの課題をクリアする必要があるようだ。



 一つ目は、マンチェスター・C上層部の許可を得ることだ。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で評価の高い仕事ぶりを見せているアルテタ氏を、クラブも易々と手放したくはないだろう。グアルディオラ監督が退任した後は、アルテタ氏が後任の有力候補だという。当のグアルディオラ監督も「アルテタが後を継ぐのは私の夢だけど、彼には彼の人生があるからね。彼が何をすべきかについて、決して口出しはしないよ」と述べている。



 二つ目は、アルテタ氏が長年勤めているマンチェスター・Cや、上司のグアルディオラ監督に恩義を感じている点だ。前述のとおり、アルテタ氏とグアルディオラ監督の関係は非常に良好なため、クラブを去ることに後ろ髪をひかれる思いであることも想像できる。



 アーセナルのクラブ事情も含め、アルテタ氏の復帰には障壁が多い。果たして、アルテタ氏は古巣を指揮するという目標を叶えることができるのだろうか。



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2019.12.13 00:00:00


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