不滅のイブラ、注目の去就にヒント? 「ファンは俺の最後を生で見れるかも」

ツイート

 ミランに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが、同クラブでの充実ぶりを口にした。同日、イタリアメディア『Football Italia』が伝えた。



 イブラヒモヴィッチは、7日に行われたセリエA第31節ユヴェントス戦に先発出場。2点のビハインドで迎えた62分、PKで反撃の狼煙を上げる1点を獲得した。勢いづいたチームはその後の18分間で3得点を挙げ、4-2で逆転勝利を収めた。



 試合後のインタビューに応じたイブラヒモヴィッチは、自身の状態の良さに満足感を示している。ピッチサイドでチームに指示を与えていることについてはジョークも交え、お馴染みの“ズラタン節”で次のように語った。



「俺は歳を取った。それは隠せないよ!年齢はただの数字さ。いい感覚でやれているし、チームをあらゆる方向から支えようと試みているんだ。俺はプレジデントであり、そして選手、コーチでもある。選手としての給料しか受け取っていないのが残念だね(笑)もし俺がシーズンの初めからいたら、ミランはスクデットを掲げていただろう」



 また、同選手は今シーズン限りとなっている自身の契約状況にも言及。シーズン終了後の退団が噂されるなか、来季の残留も匂わせるコメントを残した。



「いずれ分かるよ、いずれね。(ミランで)楽しむ時間はあと1カ月あるわけだし、今はどうしようもない奇妙な状況に置かれている。ファンが生で俺を見納められるかはわからない。でもきっと見れると思うよ。なんでかって?聞かなくても分かるだろ…無観客で試合をやるなんて変だし、サン・シーロが満員になれば、きっと素敵な夜になる」



「俺自身、ミランでとても楽しんでいる。アメリカに行ったときと同じようにね。俺は38歳になって、以前のような肉体の強さは失ったが、対処する賢さはある。20歳の時と同じような無茶をする気はない。違いを生み出せなくなったら、俺は終わりだ。マスコットとしてここにいるわけじゃない。チームメイトやクラブ、そしてファンを助けたいんだ」



 イブラヒモヴィッチは今冬、ロサンゼルス・ギャラクシーを退団して7年半ぶりにミラン復帰。加入後、セリエAでは11試合に出場し、5得点3アシストを挙げている。来季からラルフ・ラングニック氏の新監督就任が濃厚とされるなか、果たして大ベテランはどのような決断を下すのだろうか。



【関連記事】
【Jリーグ再開特集】おかえり! Jリーグ
●今日は7月7日! 世界で最も市場価値の高い背番号「7」&「77」は?
●シメオネがVAR問題に言及…レアルのPKは「攻めているから多いだけ」
●マジョルカの“中の人”が語る「久保建英効果」
●激闘のブンデス入替戦、無観客のはずがスタンドに素性不明の50人…謎の金属音も話題
2020.07.09 00:00:00


このニュースへのコメント投稿は終了しました。

このニュースへの投稿はまだありません。

ニュース一覧
コメントニュース一覧
SOCCER KING+TOP