右ひざに不安を抱えるウーデゴーア…レアル復帰は大きなプラスに

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 ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアのレアル・マドリード復帰が、期限付き移籍先だったレアル・ソシエダから発表された。ニコ・ミヒッチ医師を筆頭とするレアル・マドリードのメディカルチームは、すでにウーデゴーアの右ひざの状態を念入りにチェックしているという。スペイン紙『マルカ』電子版が伝えている。



 ウーデゴーアは数カ月前に右ひざの違和感を訴えた。その際、レアル・マドリードのメディカルチームはハビエル・バレーラ医師が率いるレアル・ソシエダのメディカルチームとコンタクトを取って情報を共有し、保存療法を選択。



 リーグ戦が最終局面に入った頃には右ひざ膝蓋腱の炎症と診断され、手術の可能性も報じられたものの、最終的には両メディカルチームの判断によって手術が回避され、ウーデゴーアはリーグ戦再開後の11試合で8試合に出場。レアル・ソシエダのヨーロッパリーグ出場権獲得に貢献した。



 7月末にリーグ戦が終了したタイミングで、ウーデゴーアはバルセロナにあるヨーロッパ屈指の医療施設「クリニカ・テクノン」で受診し、引き続き保存療法で回復を目指すことになったという。



 手術をせずに新シーズンを迎えることになったウーデゴーアだが、レアル・マドリードへの復帰は、ケガの回復にはプラスに作用するという。レアル・ソシエダはすでに、8月13日から20-21シーズンに向けたプレシーズンのトレーニングをスタートさせている。一方のレアル・マドリードは8月7日までチャンピオンズリーグを戦っていたこともあり、トレーニング開始は8月末を予定している。



 ウーデゴーアはレアル・マドリードに復帰することで2週間程度多く休息を取ることができ、そのぶん、ひざの回復に努めることができるようだ。



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