札幌、ラストワンプレーで失点し4戦連続ドロー…横浜FMは實藤の劇的弾で勝ち点1を獲得

ツイート

 12日、明治安田生命J1リーグ第4節で北海道コンサドーレ札幌と横浜F・マリノスが対戦した。



 共に攻撃的なサッカーを志向する両チームの対決は、序盤からシュートを放ち合う激しい展開を見せる。札幌はMF金子拓郎やFW小柏剛、横浜FMはFWエウベルや古巣対戦を迎えたFWアンデルソン・ロペスらがチャンスを迎えるが、ゴールを奪うには至らない。前半はスコアレスで45分を終える。



 迎えた後半、ボールを握られていたホームの札幌が反撃。62分にはDF福森晃斗が直接FKでゴールを狙うなど、横浜FMのゴールを脅かす。すると69分、後半から途中出場のFW菅大輝が敵陣ペナルティエリア左でボールを受け相手選手と入れ替わると、左足を一閃。ボールは右のゴールポストの内側を叩きながらネットを揺らした。札幌が均衡を破る。



 ビハインドを背負った横浜FMは、この日ベンチスタートだったMFマルコス・ジュニオールやMF渡辺皓太らを投入。ケヴィン・マスカット監督は得点を目指し交代カードを切る。



 リードを守りたい札幌は85分、小柏が負傷し担架に乗せられピッチを後に。すでに5人の交代を終えていたため、10人でのサッカーを強いられる。



 すると後半アディショナルタイム、攻勢を強めた横浜FMが相手ゴールへ迫ると、最後はDF實藤友紀がオーバーヘッドシュート。これがゴールラインを割り、ゴールと共に試合終了のホイッスルが吹かれた。横浜FMが劇的なかたちで勝ち点1を獲得した一方、札幌は4戦連続ドローとなり今シーズンのリーグ戦初勝利はまたもお預けとなった。



【スコア】

北海道コンサドーレ札幌 1-1 横浜F・マリノス



【得点者】

1-0 69分 菅大輝(札幌)

1-1 90+4分 實藤友紀(横浜FM)



【関連記事】
●首位ユニオンが敵地で4発逆転勝利…町田フル出場、三笘は63分から途中出場
●マンU指揮官、直近10戦1得点のC・ロナウドに言及「このクラブで幸せかどうかは分からない」
●ベンゼマ、圧巻ハットで逆転勝利のPSG戦を振り返る「魔法のような夜だった」
●エンバペが来週にもレアル移籍にサインか…西紙「ついに歴史に刻まれる日が迫っている」
●バロンドールが歴史的なルール改革…評価期間を「1月〜12月」から「8月〜7月」に変更
2022.03.13 00:00:00


このニュースへのコメント投稿は終了しました。

このニュースへの投稿はまだありません。

ニュース一覧
コメントニュース一覧
SOCCER KING+TOP