日本代表コーナー
アジアカップ2011
準決勝
2011/01/25
vs 韓国
日本 2-2 韓国
前半:1-1
後半:0-0
延長前半:1-0
延長後半:0-1
日本は吉田麻也、韓国はイ・ジョンスと、守備の中心選手を欠いての試合だったが、両チームともに積極的な立ち上がりを見せる。最初の決定機を迎えたのは韓国で、16分にキ・ソンヨンのFKが日本を脅かす。これは川島永嗣がファインセーブで防ぎ、こぼれ球をイ・チョンヨンに詰められるが、今野泰幸が辛うじてヘディングでクリア。日本は事なきを得た。
しかし、すぐさま日本は反撃に転じる。17分、遠藤保仁のスルーパスに抜け出した長友佑都のクロスに岡崎慎司がヘディングで合わせるがこれはGKのファインセーブに阻まれる。
すると23分、今野がパク・チソンを倒したとしてPKを取られてしまい、キ・ソンヨンが確実に決めて韓国が1点を先制する。
1点を失った日本はやや韓国に押し込まれるもののすぐさまペースを引き寄せ、36分、本田圭佑のスルーパスに長友が飛び出し、中央に折り返したボールを前田遼一が押し込んで同点に追いついた。その後も日本ペースで前半を終えることに。
後半は一進一退の攻防が続き、日本は本田を中心に攻撃を繰り出し、韓国はセットプレーでチャンスを作っていく。しかし、90分でも決着がつかず、日韓戦は延長に。
そして迎えた96分、日本は岡崎が倒されてPKを奪取。本田のキックはGKに阻まれるが、途中から出場していた細貝萌が詰めて日本が勝ち越しに成功。1点をリードしたことにより、守りきりを図るアルベルト・ザッケローニ監督は前田に代えて伊野波雅彦を投入。5バックで韓国の攻撃を封じにかかった。
だが試合は終わらなかった。終了間際、セットプレーの混戦からファン・ジェウォンに押し込まれ、2−2の同点。勝負はPK戦にゆだねられることになった。
そして勝負のPK戦、日本は川島がPKを2本セーブするなど、韓国に1点も許さず。最後は今野が決めて、3−0で劇的勝利を飾った。
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